利用可能枠

　多くのクレジットカードには、買い物で利用出来る金額（ショッピング枠）とＡＴＭなどでお金を借りられる金額（キャッシング枠）が設定されています。
　例えばクレジットカードの利用可能額が３０万円、キャッシング１０万円とすると、ショッピングだけなら３０万円まで商品購入が出来ますが、その場合利用限度額一杯ですのでキャッシングは利用出来ませんが、ショッピングの利用が２０万円ならばキャッシングで１０万円利用出来る事になります。
　鉄道会社系のクレジットカードでは、独自の細かな利用可能枠の設定をしておりショッピング枠内に電子マネーチャージ枠があったり、それとは別に定期券購入枠があったりと商品購入目的に沿った利用可能枠を設定するクレジットカードもあります。
　このような利用可能枠の考え方は、電子マネーの普及で「電子マネー＝現金」の位置づけとなりチャージする事自体がショッピング枠とは考えにくく、いづれはキャッシング枠扱いとなるか、又は、利用枠の細分化に進んで行く事となると思われます。